この子の笑顔を大切にするために

わが子に軽度障害があることがわかってから。普通級か支援級か、うちの子“普通”じゃないの?悩みながらの子育て&親育ちの思いの記録。

2017-01-01から1年間の記事一覧

友達付き合い

支援級に編入して、一番変わったのは(そして現在進行形で変わり続けているのは)放課後のお友達付き合いです。 運動能力、理解力、コミュニケーション力ともに遅れがちな息子は、近所のお兄さんお姉さんがたまに道で遊んでいても、ボール遊びやルールのある…

変わるべきは親

支援級に転籍して初めての夏休みです。 宿題は国語と算数のプリントがそれぞれ23~4枚ずつ。日記が2日分。普通級では1プリントの問題数がもっと多く、さらに毎日の一行日記と自由研究もあるようですが、思ったよりしっかり宿題が出ていて少し驚きました。 …

ひとりっ子であること

息子はひとりっ子です。すぐに二人目が授からなかったのもありますが、ある意味産まない選択をしたのに近い状況です。 結婚後半年過ぎに息子の妊娠がわかった時、主人がひどく精神的に不安定になりました。確かに二人きりでいられればそれでいいなどと夢見が…

4月が終わって

少しネガティブな内容で4月の記事が終わってしまいましたが、4月が終わってみて。 支援級にしてよかった、というのが親としての感想です。 お勉強面では、正直言って普通級とは全く違ってしまい、支援級独自のカリキュラムで、書く学習は漢字と計算問題が…

子供たちの心ない言葉

いずれあるだろうとは思っていましたが、支援級在籍であることからどういう言葉を投げかけられるのか、2週間にしてさっそく親の私も目の当たりにすることに。 近くの食料品店にて、息子と同い年くらいの女の子に「あ、△△君だ。お父さん3年A組の子」と声を…

3年生のスタート

支援級での3年生のスタートです。 親も子もわからないことだらけ、とにかく先生方を信じてお任せしようと決めて送り出しました。 始業式の次の日から音楽と図工があったのには驚きました(一年生以外)。しかし国語と算数は4日目にしてまだ始まらず。理科…

本当に望むこと 。普通級から支援級の現実

支援級への転入を決めてから、最初に感じたのは、当たり前のコミュニティからもはじき出されるのだなということです。 あえてはじき出されると書くのは、私も以前はそれを不思議に思わなかったのに、自分がその立場になってみたら思いがけぬショックを受けた…

転入を決めるまで②

一方私は、周囲がどんどん『理解』を示し始め、私もそれを喜ぶべきなのに、何か我が子の成長や可能性を否定されたような、おかしなジレンマに陥っていきました。 来年はもっと変わるかもしれない、高学年にもなれば、何をあの頃悩んでいたのかしらねと笑って…

転入を決めるまで①

実は2学期中に数日間見学に行き、うちの小学校の支援級ではかなり高レベルの療育と勉学の両立がされていることを知り、普通級との交流も思ったより自然な形で頻繁に行われていることもわかっていました。 国語と算数の授業は、個人別に細かく達成度チャート…

普通級か支援級か

軽度といわれる分類で障害を指摘された保護者の多くが悩むのが、この問題だと思います。 私も我が子がそう指摘されるまでは単純に「軽度であれ障害があるなら、そういうコースで手厚く支援してもらえばいい」と思っていました。きっと将来的な就職などの保障…

スクールカウンセラーとのやりとり

スクールカウンセラーからは2年間ずっと支援級への転入を勧められてきました。 勧めているわけではない、決めるのはご両親なのでとは言われましたが。 そのあと、普通級に在籍し続けることで起きるかもしれないデメリットを毎回言われ続ければ、こちらにと…

はじめに

わが子は現在小学校2年生です。 ぱっと見にはごく普通の男の子。ただ、3歳児健診で発達の遅れを指摘され、幼稚園の年中時より市の療育にも通いながら、様子を見ていました。小学校は迷いながらも、支援級ではなく普通級を選択。大きな問題なく2年間過ごし…